むちうち症とは？

むち打ち症とは、交通事故に遭われた際に衝撃によって首が鞭（むち）のようにしなり、頚椎が捻挫・損傷することから「むち打ち症」と呼ばれています。
目立った外傷はなくとも内部はダメージを受けていることがあり、これが様々な不調を引き起こす原因となるのでしっかりと治療することが大切な症状となります。

鞭打ち交通事故に遭った際、パニックになったり、相手の保険会社のやり取りなど、短い期間ですが慌ただしい状態になりますよね。
身体の事より、目の前の事などが気になり、精神的ストレスを抱えがちです。

しかし落ち着いて自分の身体の事を気にしてみて下さい。

どこか身体の一部に痛みがあったり、違和感があるところはありませんか？
首の痛み、めまい、頭痛、しびれ、腰の痛みなど体調不良を感じたら、注意が必要です。

交通事故では、自分の思っている以上に身体に衝撃を受けています。
特に、2リットルペットボトル3本分の重さに相当する頭を支える首には、相当の負担がかかっている場合があります。

その症状の一つがむち打ちです。むち打ちは、その名の通り、交通事故や衝撃を受けた際に、首がムチのようにしなることで起こる症状です。

むち打ちの正式名称は、頸椎捻挫、頸部挫傷と言われています。

むち打ちの症状として、首筋、背中の痛み、耳鳴り、頭痛、めまい、吐き気等があります。
首の骨の中を通る神経が圧迫される事で起こります。

つまり、衝撃により首の骨に歪みが生じ、神経を圧迫し、痛みなどの症状を発症するのです。
むち打ちは、なるべく早い段階で治療する必要があります。

骨折と同じように、早い段階で適正な位置で骨を固定しないと、骨に歪みが生じている状態で固まってしまい、長い間症状に悩まされたり、後になって悩みの種となる可能性があります。
治療が遅くなると、むち打ちの症状が慢性化し、後遺症として残る可能性が高まってしまうのです。

交通事故に遭い、身体の痛みや違和感など不調を感じたら、できるだけ早く治療してあげることが大切になります。

事故によるむち打ちは、目に見える外傷ではありませんし、レントゲンでは写りにくい症状の為、ついつい自分でもほったらかしにしてしまいがちです。
そのため、むち打ちの症状を慢性的に抱えてらっしゃる方も多く見受けられます。

身体の違和感は、身体が「注意サイン」を発信している証拠です。
周りに相談しにくい軽い症状だとしても、きちんと向き合うことが、症状を慢性化させない大切なポイントになります。
あしや鍼灸接骨院では、患者様一人一人に合わせた治療を行います。